幼児期は様々な言葉を吸収していく時期。子どもの言葉の表現力や語彙力をグンと伸ばすのに最適な時期と言えます。実は、そんな時期におすすめなのが【俳句】です。
俳句は5・7・5の決まったリズムで、17文字という少ない文字数で表されてるというところがポイント。幼児にも馴染みやすいので気軽に俳句の言葉あそびを通して子どもの能力アップをサポートできますよ♪
おすすめの俳句
【松尾芭蕉】
- 古池や 蛙とびこむ 水のおと
- 閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
- 荒海や 佐渡によこたふ 天河
【小林一茶】
- 我と来て 遊べや親の ない雀
- 雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る
- やれ打つな 蝿が手をすり 足をする
- 痩蛙 まけるな一茶 是に有
【与謝蕪村】
- 菜の花や 月は東に 日は西に
- さみだれや 大河を前に 家二軒
- 春の海 ひねもすのたり のたりかな
俳句のおすすめポイント
幼児に俳句ってちょっと渋すぎなんじゃない?と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれません。
しかし、まだまだ言語が発達段階の幼児期に俳句をおすすめしたい3つのポイントがあります。
1.記憶力がアップ
有名な俳句を暗唱出来るように繰り返し練習することで記憶力のアップにつながります。
俳句はダラダラと長い文章ではなく全てリズムが同じなため、幼児にとって頭に入ってきやすいというのもポイントです。
2.表現力がアップ
有名な俳句に触れて、5・7・5のリズムに慣れてきたら、自分で俳句を作ってみるのもおすすめです。俳句は頭の中で情景を思い浮かべなければならず、17文字に収まるように何がどのような状態かを言葉で表現することは難しくもありますが、実際にやってみて自ら言葉に出してみることで表現力はグンと伸びます。
3.語彙力がアップ
俳句は物や生き物の名前のほかにも季節の言葉や擬音語など様々な言葉を使用します。
物がどういう状態のときにどのような音がするのかという、ものと言葉の結び付きは、単語の一覧を眺めているだけでは身に付きません。俳句を通してリアルな単語に自然に触れあうことができます。
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